人事担当者に、エントリーシートはどう見えているか?

人事担当者に、エントリーシートはどう見えているか?

就活シーズンになると、企業の人事担当者は毎日大量のエントリーシートに目を通します。

 

担当者も企業の一社員です。限られた時間の中で最も最良な選択をしなくてはなりません。

 

迅速に決断するためには、いくつかの基準を設けて取捨選択を行う必要があります。

 

多くのエントリーシートで除外の対象になりやすいのは、「◯◯という出来事で考え方が変わり、目標を達成した」や「喧嘩していた友だちの仲裁をした」など。

 

これらのエピソードは「考え方がコロコロ変わる」「似たようなものが多い」などの印象を持たれ、除外されます。企業の活動とあまり関係のない目標をアピールすることも避けたほうが良いでしょう。

 

独特の見方をする担当者もいるかもしれませんが、企業側が注目する基本的なポイントは3つ。「熱意」「能力」「価値観」です。

 

「熱意」とは、一つのことに対して注ぐエネルギーの大きさことです。

 

仕事は、楽しいことばかりではありません。むしろ辛いことや苦しいことの方が多いかもしれません。

 

そんな状況の中でも、継続して取り組んでいけるのかどうか。企業は、困難を乗り越える想いの強さを見ています。

 

仕事で必要とされる「能力」は2種類あります。自分に任された作業を行うために必要な能力とチームワークに必要な能力です。

 

個人の能力が優れていることはとても魅力的ですが、それが組織全体のパフォーマンスを下げているのであれば何の意味も持ちません。

 

「価値観」は、人によって違うのが当然です。

 

ただし、一方的な固定概念は様々な弊害を生みます。多様な価値観を受け入れ、企業の価値観を尊重することが重要です。

 

では、具体的にどのようなエントリーシートが注目されやすいのでしょうか?

 

いくつかポイントがありますが、主に「継続力」や「具体性」を重視した内容が望ましいです。

 

例えば「バスケット部で高校時代に全国大会で準優勝しました。」という内容を書くとしましょう。

 

この場合「全国大会で準優勝」という成果を重視するよりも「バスケットは、小学校から高校まで6年間続けていました。

 

毎日の厳しい練習のおかげで高校時代に全国大会で準優勝しました。」という成果に繋がる道のりを重視した方が好印象を持たれやすいでしょう。

 

また、より効果的な自己アピールしたいのであれば資格や受験の勉強など一人で頑張ったことよりも部活や課外活動など集団を行ったことを書く方が好まれるそうです。